ルイビ豚を食べに上野で待ち合わせ
東京豚バザール (とうきょうとんばざーる) - 上野/居酒屋 [食べログ]
我々が普段食べてる豚肉は三元豚です
これを環境よくとかエサにこだわって育てた豚が銘柄豚でこれはたくさん種類があります
ランドレース種×大ヨークシャ種×デュロック種の三元豚です
予約していなかったので2時間なら大丈夫とのことでなんとかカウンターに座れました
予約した方がよさそうです
ハイボールのチンチロチンをすることにした
まずは私から 偶数だ!半額
友達はなんと!! ゾロ目 無料!!
幸先良さそうな展開です
お通しはサラダにスパイシーな豚そぼろがのり こういうお通しならいいですねー
豚肉はバラ 肩ロース ロース ヒレとあるのでどういう注文をすればいいか友達と考え
まずは低温調理法の肩ロースのタタキを注文
肩ロースは脂と赤身のバランスがいいので赤身の旨さを引き出す低温調理は最適
肉は薄目なのですが味わいが濃くて豚とは思えない美味しさ
次に本命のロースの溶岩焼き
これはもう最高に美味しく 豚肉ナンバー1かもしれません
何故なら中ヨークシャ種とバークシャー種の掛け合わせの豚で
あ。バークシャー種は黒豚です
中ヨークシャ種は幻の豚ともいわれています
正確にはランドレース(L)×中ヨークシャー種(Y)×バークシャー種(B)
LYB三元豚です
富士農場サービスの獣医でもある桑原氏が作った豚がLYB豚
ざっくり言うと
黒豚は味が濃くて男性的に美味しい
中ヨークシャ種はサッパリ女性的に美味しい
それらのいいとこどりの豚という感じです
高座豚 黒豚 LYB豚どれも美味しいのですがLYB豚は脂も赤身の肉質も匂いも味もバランスよくとてもおいしいです
東京で出す店は少ないと思いますがメニューにあったら頼んでみるといいですよ
やき豚も違う部位を全部頼んでみました
左からハラミ バラねぎま レバー ハツ タン つくね
シロ テッポウなどの腸はメニューにない
美味しいのはバラねぎまとつくね
バラの脂も他の豚と違い胃がムカムカしなくネギを挟んでるので串全体の出来がいい
これは埼玉屋の大将も岩中豚のバラをねぎまで出すのでバラ肉ケチってるのではない
バラとネギを交互に食べることにより脂のしつこさを打ち消すんです
とはいってもLYB豚の脂は美味しいです
LYB豚は脂肪融点がなんと32度と非常に低く口の中でさら~っと溶けるからです
つくねは豚肉のハンバーグを食べているような感覚でニクニクしく満足度が高いです
煮込みがあったので具の内容を伺うとモツではなく肩ロースなどの生肉が色々入ってるという
こちらになります
ほおろほろの柔らかい肉たちが塩ベース煮込みでさっぱり系 そして臭み無し
友達が食べてるとタンの端っこが入ってました
この煮込みなら焼きとん屋のもつ煮込み苦手の人でも美味しく食べれると思います
しゃぶしゃぶも食べてみたいが
友達がチンチロリンゾロ目無料の後2階ともメガジョッキとなりお腹もふくれ次回にします
ちなみに私はチンチロリン3回連続偶数で半額
富士の方の直営店で溶岩焼き1450円位で東京豚バザールは1200円なので安くておいしいのは嬉しいですね
豚の違いで分かるのはやはり精肉で内臓系は良い豚は旨いがそんなに違いは無くその違いを普通の三元豚でも切り方大きさ焼く具合味付けで銘柄豚やブランド豚のもつ焼きを超えます
そして豚の知識があるとこういう豚肉と生産者と店にも感謝の気持ちがわいて幸せを感じるのです
また来ます
エレベーター前でお見送りしてくれるブヒ達 🐷
ご馳走様でした
豚の詳しい話はこちらをお読みください↓